スズケンさんとは、ひとまずの最終釣行。今日の雨は涙雨か・・・。
(涙雨の林谷)
7月2日 林谷 雨 AM10:00〜PM4:00
この日はスズケンさんとの釣行です。天気は概ね雨。水は渇水。行きの車中では「この渇水に雨が降ったらバカ釣りだー!!」と意気込んでたのですが・・・・。

林谷林道は、現在、一部崩落の恐れがあるため通行止めでして、我々としても、この雨の降る時期にそんな危険を冒してまで行くべきではない。でもやっぱり林谷へ行きたい。
そこで、その危ない所の少し手前に車を止めてテクテク歩くことにした。その頃には雨も上がって蒸し暑い。途中、川を覗くと良型の魚が定位してる。2人並んで覗いたらササーッと走って隠れた。と同時に、あと2匹が走った。ムフフッ、やっぱり釣れそう〜。
10分ばかり歩いたところで川へ降りる。イソイソと準備して釣り開始。

スズケンさんは、そのまま上流へ、私はちょっとだけ下流に竿を出す。いかにも釣れそうなポイントだけど、何にも出ない。すぐにスズケンさんに追いついて「出た?」と聞くも「出ませんね〜」とおっしゃる。まあね、この辺、いつも出ない所だからね。こんなもんです。
それから10分ばかりした所で、スズケンさんのハリに出た!けど、乗らなかった。あれは25cmはなかったから、そんなに悔しくは無い。次に私のハリに出た!けど、やっぱり乗らなかった。あれは15cmもなかったから、全く悔しく無い。その後また雨が降り出してきてカッパを着込む。これで魚の活性が上がって、良型が出てくれるでしょう・・・・。

そして1時間が経過。魚は、ず〜っと沈黙。でも、林谷は魚影の薄い谷だから、こういう事はよくある。私のパターンでは、そろそろ良型が出る頃合。スズケンさんにもそう言って、緊張感が途切れないように促す。
が、ここで急に雨足が強くなって風も強く吹き出した。それはほんの5分程度。その直後から、なんだか寒くなる。どうも寒冷前線が通過したみたいです。これはマズイ。
それからしばらく釣り上がったものの、全く出なかった。いつもは必ず数匹の魚が出てる淵にも、何もいなかった。ここに魚がいないんじゃあ、今日の林谷は釣れません。

川から上がって車に戻り、橋の下に移動して昼食。当然ですがケーチャンですね。バーナーにフライパン乗っけて火を付けようとしたんですが、ライターが無い。(私のバーナーは着火装置が壊れてる)普段はタバコ吸いの私ですが、7月1日の値上がりと共にタバコをやめた(ウソ、忘れただけ)。スズケンさんは1年前にタバコをやめた(これは本当)。
困った我々は、車のシガーソケットにティッシュをあてがって、そいつをフーフーやって火種を作る。約5分かかりましたね。それでバーナーに火を着けて、ソロリソロリと15m先の橋の下へ持ってく。こんな大切な火なんだから、決して消せません。強火でやったケーチャンは焦げて苦くて、う〜ん、ケーチャン初の大失敗作でした。

その後、田茂谷へ行って、スズケンさんにイワナ数匹。私ゃボーズに終わってしまいました。


さて、本日ご同行頂いたスズケンさんですが、近々東京本社へご栄転なさるそうです。
おめでたいお話ですが、私ゃ寂しい。東京へ行かれては、なかなかご一緒に釣行できませんからね。よって、今回の釣行が、スズケンさんとの日常的な釣りとしては最後の釣行となりました。
スズケンさんとは、私のHPを通して知り合い、たかだか3年ほどのお付き合いでしたが、中身の濃い楽しい釣行をさせてもらいました。ホント楽しかったです。
また、スズケンさんを通して、新たな釣り人さん達と知り合えた事にも、感謝しております。
これからはお会いする機会も少なくなってしまいますが、今後もどうか、末永いお付き合いをお願い致しまする。

スズケンさんへ。
早く出世して、名古屋支店長となって帰って来て下さい。そしてまた、ボコボコと釣りに行きましょう。待ってますョ!!

いかにも釣れそうな風景ですが、こんな時に釣れたためしが無い。
(霧に煙る久沢川)
7月9日 久沢川 曇り AM11:00〜PM3:00
今日は久々に久沢川へ行く。
この川は、ここ数年来の大雨によって、どんどん埋まってしまって、その後の林道工事やら護岸工事やらがあって、私の足も遠のいてしまってた。昨年、自転車で日の谷へ行って、ここは健在だったのを思い出しての釣行です。

現地へ着いたところ、日の谷の入り口には先行者あり。そしてその上流には林道工事の看板があって、堰堤を3つばかり越えた所で林道工事をやってた。ここにも先行者あり。その下流は、やはり泥が溜まってましたが、渓相はよろしいです。

これはネット4号。3号は林谷で落とした。内径20cmなんで、魚のサイズは察して下され。予定を変更して、久沢川を釣る。ここには車はナシ。
こんな時期なんで、やはり上流へ行く。このあたりは前からフラットな流れだったんで、その後の大雨でタランタランになったのではないかと不安に思っておったのですが、フラットなりにも変化があって、そこそこポイントがある。今日は渇水気味だから、あまり出なかったけど、もう少し水があったら、そこそこ出てくれるでしょう。
ユンボが入らない谷は、復活が早い。
途中、二又があって左の谷(こっちが本流らしい)を50mほど上がって2匹の粗相。釣れそうだったけど帰りが遠くなるんで、すぐ引き返して林道沿いの谷に戻ってイワナ2匹釣って前半終了。

その後はお昼寝もせず、ビール飲んでおにぎり食って下流へ行く。
このあたりは、やはり、まだまだ復活はしておりませんね。時折仔アマゴがからんでくるんで、稚魚放流はされてるようですが、浮石が多く、ポイントも少ない。結局大場所の釣りとなって、歩く距離が長くなる。・・疲れる。増水すれば釣れるかも知れんけど、それか暗くなったら釣れるかも知れんけど・・・、う〜ん、私の釣り場じゃあ無いな〜。
私には、カンカン照りの谷入って、セコセコした釣りしながらビール飲んでるのが合ってるみたい。
ここでは結局、アマゴ1匹でした。

ようやく雨が降ったけど、ちょっと降りすぎ。
7月16日 雨
大雨洪水警報につき、1回休み。

もしここでマスを掛けた場合、はたして取り込めるのか・・・?
(越佐堰堤下))
7月23日 九頭竜自転車行
22日の午後から、久々に自転車に乗った。
掛軸店を出てから、越佐へ行って、サツキマス釣師を見学。ここんところの雨で、結構釣れてるらしい。(めだかのHPを参照されたし)よって釣り人も多い。でも、私の見てる前では、誰も釣ってくれなかった。
それから川を見ながら下るも、マス釣師が居たのは、曲がり淵に一人と釜淵に一人のみ。面白くないので、大和の杉ヶ瀬ヤナでビール飲んでUターン。それからまた越佐でサツキマス釣師を見学するも、やっぱり誰も釣ってくれなかった。やはり、そう簡単に釣れるもんでもないらしい。
この日の走行距離は、たかだか20キロちょっとにもかかわらず、太股が痛くなった。

翌23日も自転車。師匠と船長と”つんだって”九頭竜へ行く。
現地に着いて、車から自転車降ろして、それからいきなりケーチャンでビール飲んで、ざる蕎麦を食う。しかしこれは間違っとる。本来ならば、自転車で汗かいて、腹減らして、それからビール飲んでざる蕎麦を食うべき。我々は、自転車の楽しみ方を理解しとらんようです。
さて、満腹となったところで、ようやく自転車にまたがる。各人ノソノソとペダルを漕いで日ノ谷を目指す。これはやはり間違っとると思う。自転車はシャーシャーと漕ぎたいもんだ。
日ノ谷に着いて、ちょっとだけ竿出して、私だけコケて、下半身びしょびしょになる。帰り道は雨が降ってきて、みんなびしょびしょになる。
いい年コイた、おバカな男どもの、しょーもない1日でした。

この日の走行距離は30キロ程度で、最初っから太股が痛かった。
近頃の私は、以前にも増して、筋肉が萎々です。

(暑さの厳しい折、皆様ご自愛下さいませ)
7月30日 阿多岐川 晴れ AM10:00〜
上の写真ですが、何人かの方は、さるHPで見覚えがあるでしょうね。写真の出来・不出来はともかくとして、えー、私が本家です。決してパクリではありません!!

今日は局長さんと阿多岐川へ行く。水位はまあ平水くらいですね。先行者はあったけど、かまわず入渓して、まずは仔アマゴと戯れる。
暫らくしたら、先行者が川通しに降りてきた(ビクは空っぽ)。なんかガッカリするな。この川は、こういう先行者が多い。ちゃんと杣道があるんだから、そっちから帰ってきてくれたら、たとえ釣れなくってもストレスなく釣れるのに・・・。
そしてまた暫らく釣り上ったら、今度は次の先行者に追いついてしまった。
しょうがないんで、大きく迂回して、本来の目的地である1の滝まで行って、二人撮影会。被写体は滝であったり、ヤマメ人形だったりする(局長さんの写真には朱点があったな。いつもながら芸が細かい))。
結局、ここでの釣果は私に17cmイワナ1匹のみ(テンカラメソッド)。局長さんは、1の滝で良型をバラした。先行者があったとはいえ、何か別の条件が悪かったと思う。

その後12時半に車に戻って、グビグビッと飲んだビールは美味しかったな〜。それからグタグタとお話して、2時半くらいに掛軸店に戻って局長さんにキャプテンビールをお渡ししてお別れ。
しばしまどろんだ後、さて再挑戦をしようと思ったところへ、テンカラN氏がやってきた。
「栗巣へ行ったけど、ちっとも釣れなんだー。もう、クタクタやー」とおしゃる。水も多かったらしい。テンカラN氏に釣れないんでは、フライじゃあ無理ですね。今日の阿多岐川の釣果には納得しました。

N氏が帰った後、私は九頭竜の国道下へ行った。目的ポイントは1点のみ。まあ時間的に早いんで、その少し下から釣り上がってみた。ここは阿多岐川と違って水位は多め。ただ、やはり仔アマゴがからむ程度。途中で18cmイワナを1匹釣った。
そしてようやく本来の目的ポイントに着く。
ここでは過去何度と無なく良型を掛けるも、ただの一度として手にした事が無い。よって、ティペットも交換してフライも替えて、そしてキャスティング。で、一投目でモッコリと出た。スックと竿を立てる。銀白色の魚体を見て、これは尺オーバーのアマゴ(もしくはシラメ)を確信する。デッコンデッコンとのたうつのをこられるも、そいつはスーッと手前の岩穴へ入っていった。そしてフッと竿先が軽くなる。う〜ん。またしてもバラシてしまった。くやしいーー。

PS:翌31日。5時に仕事場をたたんで、昨日の九頭竜ポイントへ行く。でも、何にも出なかった。明日も行くかも知れん。